「逆にアリ」かも。
「日本は島国です」と耳にしたことがあるでしょう。
世界のなかでみると、日本の国土面積は第61位、
でも、海に目を向けると、
排他的経済水域(EEZ)※1まで含めた海は、
ぐーんと第6位※2に浮上します。
どうでしょう?日本の海って広いんです。
小さな島国、でも見方を変えれば、
広くて大きな海の国。
脱炭素、再生可能エネルギー、
SDGs、時代のキーワードとともに、
洋々と広がる海の未来を、
あなたが拓いていくというのもアリ。
- 排他的経済水域(Exclusive Economic Zone)とは、国連海洋法条約に定められた領海の基線から200海里(1海里は1,852m)を超えない範囲で設定される水域で、その沿岸国は、EEZの天然資源の探査や、開発、保全及び管理に関する権利や人工島、施設及び構築物の設置及び利用、海洋環境の保護及び保全、海洋の科学的調査等に関する管轄権を持っています。
- 海外領土を除く。海外領土を含める場合は、世界第8位。
開催テーマ
海洋空間計画と浮体式洋上風力への期待
今回は、わが国における海洋空間計画の第一人者で、ユネスコ 政府間海洋学委員会(IOC)議長を務める道田豊先生と元水産庁長官で洋上風力の沖合展開と漁業との関係について貴重なご提言をいただいている長谷成人様を長崎にお迎えします。気候危機の時代に差しかかる世界の状況の中、海のポテンシャルをどうすれば社会の価値にしていくことができるか。また、脱炭素社会を切り拓く上での鍵となる洋上風力の沖合展開を実現するには、何が必要なのか。ご来場いただく皆様とともに考えていきたいと思います。
基調講演1
13:25 〜
海洋空間計画について
ユネスコ政府間海洋学委員会(IOC)議長 東京大学総長特使
道田 豊 様
基調講演2
14:10 〜
浮体式洋上風力と沖合漁業の協調の道を探る
(一財)東京水産振興会理事 海洋水産技術協議会 代表・議長 元水産庁長官
長谷 成人 様
講演1
15:10 〜
洋上風力発電と漁業の共存:海外の研究動向と日本における課題
長崎大学名誉教授
中田 英昭 様
講演2
15:40 〜
洋上風力開発における漁業共生と地域振興の進め方
長崎大学水産・環境科学総合研究科教授
清田 雅史 様
総合討論
16:35〜
若い世代の浮体式洋上風力への期待
ファシリテーター
森田 孝明
長崎大学研究開発推進機構 機構長特別補佐
長崎県産業振興財団プログラムオフィサー
産学連携洋上風力人材コンソーシアム副代表
日本船舶海洋工学会海洋教育推進委員会 海洋教育フォーラム長崎地区実行委員長
第99回 海洋教育フォーラム チラシ
ダウンロード PDF 1.7MB
プログラム
海洋空間計画について
浮体式洋上風力と沖合漁業の協調の道を探る
洋上風力発電と漁業の共存:海外の研究動向と日本における課題
洋上風力開発における漁業共生と地域振興の進め方
若い世代の浮体式洋上風力への期待
主催
産学連携洋上風力人材育成コンソーシアム(長崎大学、秋田大学、秋田県立大学、北九州市立大学、千葉大学、新潟大学、国際教養大学、三菱商事洋上風力、JERA、東京電力リニューアブルパワー、九電みらいエナジー、中部電力、ENEOSリニューアブル・エナジー、RWE、東北電力、住友商事、COP)、日本船舶海洋工学会海洋教育推進委員会 海洋教育フォーラム長崎地区実行委員会、長崎大学研究開発推進機構・長崎オープンイノベーション拠点/長崎大学海洋未来イノベーション機構、長崎総合科学大学 海洋エネルギー研究センター、株式会社ながさきMICE
後援
長崎県、長崎県教育庁、長崎海洋産業クラスター形成推進協議会(長崎海洋アカデミー)、佐世保工業高等専門学校、日本海洋政策学会
協力
日本海事協会、エンジニアリング協会、
WFO(World Forum Offshore Wind)、Carbon Trust
(※法人格表記 省略)
過去のイベント
2022年12月10日 開催
2023年11月26日 開催